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石仏


いしぼとけ(円光院)

この辺りでは江戸時代中期~後期に庶民の間で流行した弔い方だという
少々古いお寺では無縁になった墓にあったものをまとめて供養していたりする

古い農家などの敷地に残されている石仏には享保、天保など飢饉があった頃の年号が刻まれていたりする
流行もあるので確定できないが、享保が多かったような

仏の種類によって基本的な姿はあるが、表情が微妙に違う
石工の違いだろうと思う
亡くなった人への優しい思いが伝わってくる


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by rin_pr | 2020-06-26 09:51 | 信仰 | Comments(2)
Commented by yoakenoxystus at 2020-06-27 01:48
弔いにも、流行りがあるんですねぇ。
Commented by rin_pr at 2020-06-27 09:25
> yoakenoxystusさん

弔いのカタチを丹念に拾って行くと当時の人が何を考えて
どのようなココロを持っていたのか判るような気がします。
六国史などの歴史書には決して書かれなかったものもあるのでしょうね。
そのような意味では古墳も含めた「お墓」は興味深いのです。
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