菅原道真の京都の邸宅は「梅屋敷」と言われるほど梅が植えてあったらしい。 梅は奈良時代に遣隋使が薬用として持ち込んだものと言われているが 当時貴重な植物だった梅を庭いっぱいに植え込んだのだから、それなりに権勢を振るったのだろう。 父は参議止まりであったが、従二位・右大臣にまで登った貴族だった。 青臭いほどの理想を掲げて天皇親政への改革を急ぎ過ぎ 藤原氏のみならず中位以下の貴族層からも反発を食らったのが真相だろうか。 当時の藤原氏は政治の中枢を完全に掌握しきれていなかった側面もある。 さて、左遷された太宰府(筑紫鴻臚館)に梅は植えてあったのだろうか? 海外との交易の窓口だったので植えてあった可能性は高いが、 失われた梅屋敷の時代との心情的比較など飛び梅伝説も別の解釈ができそうだ。
by rin_pr
| 2016-03-31 10:28
| 植物
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