"安全" は見えない。 失ってから気がつくものだったりする。 "安全" は高い。 そのコストをいかに圧縮するかが組織としての課題だったりする。 昨今のキーワードとして「見える化」というものがある。 この日本語はかなり気持ち悪い。 「こちら、○○にナリマス。」と同じくらい机をひっくり返したくなる。 アンタはマジシャンか~! 業務の流れを他人からも見える(説明できる)状態にするのはコスト削減に必要なのは分かる。 ただ、世の中には見えないけれど十分必要なものを「見えない」と言うだけでスリム化してしまって良いのだろうか。 「聖域無き」を旗印に、例えば職人さんの手の技を「見えない(=無駄)」と潰して行く。 文書化されたものを見て素養やセンスの無い他人が同じものを作れるのかな? 旗を振る人の目がフシアナだと往々にして目の前の利益優先で安全を削減してしまったりする。 そのような人には何をどう「見える化」しても無駄なんだろうな。 机上で作ったストーリィに沿った結論(いくら削減できるか)しか求めていないから。 せめてストーリィに思考停止ではない合理性があれば、結果は違ったものになると思う。
by rin_pr
| 2015-08-31 10:07
| モノ
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