雲母(きら)の入った襖紙は僅かな光でも美しいと聞いていた。 日本の伝統家屋の中では、蝋燭或いは行燈など仄かな灯りしかない。 また、屋根が深く外光が直接届く範囲も限られている。 そのような中で光をどのようにデザインして行くか。 狩野派の障壁画のような絢爛豪華さも素晴らしいが、少し上質な日常も良いものだと思った。
by rin_pr
| 2016-03-09 09:50
| モノ
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Comments(6)
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rinkatu at 2016-03-09 09:56
こういう空間を間近で見れませんが
"和" 感じますね^^ 趣、質、静 品格、風格がドーンときますねヽ(^o^)丿
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korekazu at 2016-03-09 10:28
光の捉え方が素晴らしいですね。
日本家屋のあの香りが漂ってきそうです。
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rin_pr at 2016-03-09 15:37
> rinkatuさん
この「田中屋」は復元住宅ですが、オリジナルは江戸末期~明治に建築されているようです。 また府中で兎狩り(!)のおりに明治天皇が休息所としてお使いになられたとか。 そのような歴史を抜きにしてもこの「奥座敷」感は凄いと思います。
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rin_pr at 2016-03-09 15:41
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tatuotoko0406 at 2016-03-09 16:26
こんにちは。
↑ 一体化っつう話ですが、箱庭的な様式の日本家屋で昔は取り入れられた技法。 という話は聞いたことがあるかも知れない・・・ (ー_ー;) まあ、なんにしても最近のハウスメーカー産の建物とは押し出しが違いますね。 貫禄がありすぎてボクなんかじゃ落ち着かないかな^^; そうだなあ、俳優さんで言うと亡くなった志村喬さんなんかが着物で座ってると、似合いそうです。
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rin_pr at 2016-03-09 20:21
> オレさん
確かに、志村喬さんが座っているとしっくりきます! 私なんか据えられた日にゃ、それこそ借りてきた猫状態で固まっちまいますね。 部屋が人を選ぶって感じでしょうか。 建築関係はさっぱり分かりませんが、 古都の寺の庭は開け放たれた屋内から眺めるのが最高に美しいと思います。 (精神的な意味で)内と外の循環を楽しむのも文化なのかと。 西洋の、石でできた家はとにかく外部の敵から住民をを守る砦のような気がします。 中にいれば安心感はありますが、、、、
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